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上書きしちゃった

第11章 ほどけない指先


タ「ほら見ろ、エロすぎだろ。……良いから続けろ。」

促されるまま、女はまずなとりの先端に唇を寄せた。

「ん……。」

舌先で軽く触れ、ゆっくりと味わうように舐め取る。

な「……っ、やば……。」

なとりの喉から押し殺した声が漏れる。

彼は座ったまま、両手を握りしめて必死に耐えていた。

その横で、キタニが余裕たっぷりに眺めている。

タ「ちゃんと舐めてやれよ。ほら、交互に……。」

女は言われたとおり、今度はキタニのモノに唇を這わせる。

舌を滑らせ、先端を軽く口に含む。

「んっ……タツヤも……。」

タ「……あぁ、そう……上手いじゃん。」

キタニの声は低く熱を帯び、彼女の髪を撫でる。

2人を交互に舐めながら、女の動きは次第に大胆になっていった。

なとりの先端を唇で包み込み、舌で転がすように弄ぶ。

その間も手はキタニのモノを扱き、時折舌を這わせる。

な「……かや……俺……もう……。」

なとりの声は完全に切羽詰まっていた。

しかし女は止めることなく、さらに深く咥え込む。

「んっ……んふ……。」

彼の熱を喉の奥まで受け入れながら、もう片方の手でキタニのモノを強く握る。

タ「可愛いな……欲張りで……。」

キタニが耳元で囁き、さらに彼女の頭を軽く押さえる。

タ「2人同時に気持ちよくさせようなんて、酔ってなきゃできねぇよな。」

その言葉に、女は恥ずかしそうに目を逸らしながらも舌を止めない。

酔いが理性を奪い、ただ本能のままにふたりを求めていた。

なとりは堪えきれず、腰を突き出すように動いてしまう。

な「っ……もう、だめ……俺……。」

タ「良いよ、出しちゃえ。」

耳元でキタニが煽るように笑う。

「……タツヤ、煽らないで……。」

女は苦しげに言いながらも、咥えたまま必死に舌を動かす。

その姿に、ふたりの男の呼吸はますます荒くなっていった。

狭い部屋に熱と喘ぎと、濃密な空気だけが渦を巻いていく――。
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