第6章 引越し
「もし誰か来たら私が出るね。それで何か言われたら、五条悟から譲り受けたことにする。」
「ここに住んでくれるの?…やったー!ありがとう。」
後ろから肩を抱かれて頭に顎が乗る。
バレたらバレただ、そうなったら祖母から悟くんの力を取り戻す方法を聞き出す。
「ここでさ…夜景見ながらセックスしたいね。」
……これがなければ最高だ。
なんでこんな恥ずかしいことぽんぽん言えるかなぁ。
肩に回っていた手がお腹に移り、そのまま抱えられてソファに座る。
悟くんの膝の上で引越しの準備とかしなきゃなぁと考えていると、胸を揉まれて慌てて腕を掴んだ。
「ちょっとだけ…嫌?」
「嫌なわけじゃないけど…。」
「けど?」
「……悟くんに触られるの気持ちよすぎて…。」
可愛いと耳を食まれて声を漏らしてしまう。
ぴちゃぴちゃと耳を舐め始めて、服の上からブラをズラすと突起を引っ掻かれた。
「じゃあ、気持ちよくしてあげる。」
肩を上げながら快感に耐えているが、下腹部がきゅんきゅんと疼く。
胸の突起を服の上から爪でカリカリと引っ掻き、左手は太腿を撫でた。
「ごめん、僕もきついかも…。」
腰に押し付けてくるモノは確かに存在感を放っていた。
ちょっと舐めてと言われ、露わにしたソレを口に含む。
先を咥えてちろちろと舐めながら扱いていると、唾液や先走りが垂れていく。
「もういいよ。立って?」
大人しく従い立つとスカートの中に手を入れて下着を脱がしていく。