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【鬼滅の刃】屋烏の愛

第11章 生きるために剣を振れ 【冨岡編 第1話】


炭治郎たちが見舞いに来てから、翌々日にはほとんど完治していた。ふとした時に背中に鈍痛が走るぐらいだ。

私は本格的な回復訓練を再開していた。それは、蝶屋敷の主、胡蝶しのぶの弟子、アオイの厳しい指導のもとで行われた。

「知令さん、まだまだ動きが鈍いです!もっと速く!」

アオイは、いつも鬼気迫る表情で訓練を見守っている。アオイ自身は最終選別を突破しながらも、鬼と戦うのが怖いという理由で前線には立たない。しかし、その分、負傷した隊士の回復には一切の妥協を許さなかった。

最初は、久しぶりの訓練に体がついていかず、何度も倒れそうになった。それでも、私は歯を食いしばって続けた。
訓練の合間には、きよ、なほ、すみたちが、小さな体で一生懸命、私の世話をしてくれた。

「知令さん、お水です!」
「はい、タオル!」
「頑張ってください!」

3人の応援が、私の心を支えてくれた。

夕方、回復訓練を終え、私は縁側で涼んでいた。そのそばに、アオイがきよ、なほ、すみを連れてやってきた。

「知令さん、今日の訓練、お疲れ様でした。本当に、よく頑張っていましたね!」

アオイは、いつもの厳しい表情から一転、優しい笑顔を見せた。

「アオイさん、ありがとうございます!」

「きよ、なほ、すみちゃんも…本当にありがとう」

そう言うと、知令は3人の頭を優しく撫でた。

「知令さんが、元気になってくれて、嬉しいです!」

きよが、満面の笑みで言った。
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