第12章 怒りと嫉妬_お仕置

杉田は吐息混じりに、唯を見つめる。
その瞳は優しく、でもどこか挑発的だ。

杉田
「……イきたい？唯
ちゃんと謝って、僕と悠一以外の人にキスされてごめんなさいって言える？」

唯
「……違うの……新くんとは本当に何も……っ」
その言葉に、杉田の瞳が鋭く光る。
液体で濡れた智和指のが遠慮なく2本入ってバラバラに動かす。
唯:はあっ...熱い…あっ、だめ…あっ…やめ…」
声にならない声を上げながら、身体は指に翻弄され、腰が勝手に揺れる。杉田はそんなゆいをじっと見つめ、微笑むようにみる。

杉田:ああっ..もしかして わざとお仕置されたくてわざとやってる？
唯: ひゃっ..違っ.. ああっ..。
杉田: 唯 えっちな子だもんね...。
唯（内心）どうしよう...智和怒ってる。勘違いなのに...。
やがて涙がポロポロとこぼれ、視界が滲んでいく。
唯「…も…っ許して…ともかず……っ」
嗚咽混じりの声でそう訴える唯を見た瞬間、杉田の瞳が一瞬、柔らかく揺れた。

杉田「……困ったな。怒ってたはずなのに、そんな顔見せられると……許してあげたくなるね」
彼はため息交じりに呟き、手首の拘束を外してやる
唯「…ともかず……」
熱く火照った身体が、欲望を隠せないまま彼を求めてしまう。濡れた睫毛、赤らんだ頬、熱で潤んだ視線。その全てが、杉田の中の独占欲を強く刺激した
杉田「……でも、だーめ」
わざと突き放すように呟きながら、杉田は両手で彼女の足を大きく開く。
唯「あっ……やぁ……っ！」
熱く濡れた中心に、舌先が触れた。軽くなぞるだけで腰が跳ねる。続けざまに吸い上げるように「ジュルルル……」と水音を響かせ、さらに深く舌を送り込んでいく。
ひゃっ……や…ぁっ……っ！」
喉を震わせて泣き声を洩らす唯。その奥を抉るように舌が蠢き、の影響で敏感になった体は容易に絶頂へと駆け上がってしまう。
唯「……あ、あっ……だめっ……も……イク……っ」
腰が逃げようとしても、智和の両手がしっかりと太腿を押さえつけ、逃がさない。その瞬間、ふっと口を離し、いたずらっぽく笑いながら顔を上げた。まだ駄目。悠一が帰ってくるまで続けるから。……我慢してね。