第12章 怒りと嫉妬_お仕置
――玄関のドアが開く音がして、靴を脱ぐ気配。
中村「はぁ……まじで、二次会の人達元気良すぎて……疲れた」
中村の声が響く。
しかしその耳に飛び込んでくるのは、抑えきれない唯の嬌声。
中村「……ただいま……んっ?」
一瞬、動きを止め、深いため息をついて頭を抱える。
「……はぁーったく。あいつ、また俺がいねぇときに……」
足取りを重く、しかし確実に寝室へ向かう。
ガチャ、とドアを開けた瞬間――。
中村「智和!!お前なぁ……俺が帰ってくるまで待てねぇのかよ……」低く鋭い声が響く
そこに広がっていたのは、汗と涙でぐちゃぐちゃに蕩けきった顔の唯が、智和にしがみつき、荒い息を漏らしている光景だった。
唯「……ゆう……いち……?」
震える声で名を呼ぶ唯。しかし智和は容赦なく指を動かし続け、彼女の身体からはぐちゅぐちゅといやらしい水音が溢れる。
杉田「唯、悪い子だから。悠一が帰ってくるまで……お仕置きしてたんだ」
智和は淡々と告げる。その声音には熱と苛立ちが混ざっている
中村「……はぁ?お前、なんだその言い草……」
眉を寄せる悠一。
だが智和は止まらない。
杉田:「悠一もだよ」
中村:「は?」
内心、中村は訝しげに目を細める。
(なんだ……?あいつ、機嫌悪いな……)
智和の視線が鋭く突き刺さる。
杉田:「近くにいるんだから…… 唯のこと、ちゃんと見ててよ」
中村:「はぁ?お前、何キレて……」
苛立ちを露わにする悠一。だが、次の瞬間。
智和の視線は鋭く悠一を射抜きながら、唯の体勢を変え、彼女の足を大きく広げて見せつけるように押さえつける。
杉田「今日は……悠一には触らせない」
そう囁くと同時に、濡れそぼった花弁を彼の目の前に晒し、容赦なく指を挿し入れた。
ぴちゃぴちゃといやらしい水音が、静まり返った寝室にやけに鮮明に響く。
唯「ひぁ……っ、やっ……あっ……ぁ……!」
唯は目をぎゅっと閉じ、片手で顔を覆いながら必死に耐える。
杉田「ほら……見てみなよ、悠一。唯可愛いでしょ?……お仕置きなのに、こんなに濡らして……」