第7章 焦りと独占欲。

そして両手首を押さえ、強引にキスを落とす。

唯（息を呑み、涙目で）
「ちょ…バカ…ここは…」

悠一（唇に指を当てて）
「しーっ…誰か来たらどうする？鍵はかけてるけどな。」

唯は必死に口元を押さえる。

悠一は太ももを優しく愛撫しながら、低く囁く。

「前回は、中途半端だったから今度はちゃんとイかせてやる。匂いも俺のもので塗り替えてやる。」

見えない場所にキスマークを刻みながら、指が唯の下着越しに敏感なところを刺激。

唯（声を抑えつつ体が反応し、びくんと震える）

悠一（いたずらっぽく顔を見て）
「嫌がってる割に…もう濡れてるじゃないか？身体は正直だな。」

衣服越しに胸や下を触り続ける悠一。

唯は顔を真っ赤にして逸らしながらも、漏れそうな声と身体の反応が止まらない。

悠一（ニヤリと笑って）
「はは、真っ赤になって可愛いな、お前。」

唯、震える声で
「……っ、バカ、やめ……！」

その視線に、涙の粒が滲む。キッと睨んだ瞬間――
中村：「……んな顔していいのかよ。」
声のトーンが一段と低くなる。
「……じゃあ、声……我慢できなくなるくらい、激しくするぞ？」

――次の瞬間。
指先が、布地の奥をなぞり……下着をずらす冷たい感触が走る。

唯：「ま、待っ……や、だ……！」

ぷちゅ――ぬるり、と侵入。
「――――っ！！！」
太い指が、容赦なく奥へと沈み込む。
到達。
一番敏感な場所を、的確に。

ぐちゅっ、くちゅ……
濡れた音が、狭い控え室にいやらしく響く。

中村：「……は、やっぱ……エロいな、お前……。」
耳元で吐息を落としながら、もう片方の手で手首を押さえつける。
逃げ場なんて、どこにもない。

唯：「……ん、あっ……だ、だめっ、それ……っ！」
必死に声を押し殺すゆい。
でも、腰は反射的に揺れてしまう。

中村：「――やだ？……ほんとに？」
指先がくい、と角度を変えた瞬間――

ぐちゅ、ぐちゅ、ぬぷっ……！
水音が一層激しくなる。

中村：「声、我慢してるの可愛いな……でもさ。」
唇が耳たぶを掠める。
「……その顔見てたら……もっと、鳴かせたくなるわ。」

ぞくり――背筋を駆け抜ける電流。
唯の視界が、快楽で滲んでいく。