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先生と生徒

第8章 禁じられた熱


本棚の影、誰も寄りつかない奥の机。

その上でめいは荒い息を吐き、指先で必死に机の端を掴んでいた。

下着は既にずらされ、湿りきった熱が空気に晒されている。

羞恥に震える身体を傑は容赦なく押さえつけ、腰を割り込ませる。

傑「……怖い?」

低く囁く声が耳を撫でた。

答えられない。

喉が渇き、呼吸すら乱れて言葉にならない。

その沈黙を、傑は肯定と取ったように微笑む。

傑「……なら、もっと震えて。」

先端が割れ目を押し広げる。

熱と硬さの入り混じった異物感に、思わず体が跳ね上がる。

「っ……や……!」

声が零れるが傑は動じず、腰を押し込んでくる。

ぐちゅ、と湿った音が小さく響く。

狭い入り口をこじ開け、奥へと侵入してくる圧迫感。

背筋を強張らせながら必死に拒もうとするが傑の手が腰を掴み、逃げ道を完全に塞ぐ。

傑「……ほら、全部入った。」

耳元で囁かれる声と同時に、奥まで突き立てられる。

思わず喉から悲鳴が漏れた。

「っ……あ……や、だ……深……っ。」

腹の奥を突かれる感覚に、涙が滲む。

それでも傑は動きを止めない。

机を軋ませながら大きな体が上下に揺れ、容赦なく突き込んでくる。

傑「声、我慢できる? ……誰かに聞かれたら、面白いけどね。」

意地悪な声が鼓膜を震わせる。

羞恥と恐怖で頬が熱を帯びるのに、奥を擦られるたび甘い痺れが走る。

抗えない感覚に、腰が勝手に浮いてしまう。

「……っ、ちが……いや……。」

傑「嫌? 本当に?」

返事をする暇もなく、傑は深く突き上げる。

膝から力が抜け、机の上で震えながら喘ぎを漏らしてしまう。

ぐちゃぐちゃと水音が広がる。

濡れた奥を貫かれ、肉が擦れ合ういやらしい音が静寂の中に響く。

必死に唇を噛んで堪えるが、甘い声は零れ落ちて止まらない。
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