第1章 誰にも言えない
一気に奥まで埋められた瞬間、めいの目に涙が浮かぶ。
痛みよりも満たされすぎた衝撃に、身体が追いつかない。
五条は彼女の腰を抱え、しばらくそのまま深く繋がった状態でキスを落とす。
悟「ゆっくり、動くから……力抜いて、感じて。」
「……うん……して、ください……っ。」
その合図と共に、五条の腰がゆっくりと動き出す。
膣奥を擦るように、ゆっくり、じっくりと。
引き抜いて、また奥まで押し込む——
そのたびにめいの喉から甘い声が漏れる。
「ん、っ、あっ……そこ、ダメ……っ、当たって……!」
悟「どこ?ここ?」
わざと角度を変え子宮口を軽く突いた瞬間、彼女は大きく喘いだ。
「ふぁっ……あ、そこ……好き、かも……っ。」
悟「ちゃんと教えてくれて偉いね。……もっと気持ちよくしてあげる。」
次第に動きは強く、深くなっていく。
ぬちゅ、ぬちゅ、と濡れた音が絶え間なく響き、ベッドがきしむ音さえも淫らなBGMのように思えた。
めいの身体は完全に開かれ、五条を迎え入れるためにうねり続けていた。
「っ、……イっちゃう……っ、もう……!」
悟「我慢しなくて良い。俺も、そろそろ……。」
息を荒げながら五条は彼女の脚を肩に担ぎ、より深く突き上げる。
「……ッく、ぁ、んんんっ……っ!」
子宮の奥まで押し込まれた瞬間、めいの身体が震え絶頂が一気に襲ってくる。
熱が溢れ、意識が飛びそうになるほどの快感が彼女を貫いた。
悟「……可愛い声でイくんだね。すごく、そそられる。」
五条はそのまま腰を激しく突き込みながら最後の数回、彼女の奥に全てを注ぎ込んだ。
悟「……っく、イくよ……中、感じて……!」
ドクン……ドクン……と、脈打つ熱が彼女の中を満たしていく。
その温もりに包まれながら、めいは五条の背に腕を回し、ぎゅっとしがみついた。