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朝が来ても、終われなかったふたり snr 🔞

第3章 見られる快楽と、こすれる欲望



鼓動の音が聞こえるほどの距離。
そんなセンラの眼差しに包まれながら、は頬を染め、ぎゅっと太ももを閉じかける。
けれど、それを優しく撫でるように触れて、センラが囁いた。

「……我慢せんでええよ。俺に、全部見せて」

呼吸を整え、震える腹部に力を込めると――

じょぼ……じょぼぼぼ……っ、と、控えめながらもはっきりと響く音が落ちる。

一瞬、の全身がこわばる。
それでも、センラは何も言わない。ただ、じっと、やさしく見守っている。

「……っ、やだ、もう……」

顔を隠したくなるほどの羞恥心がこみあげるけれど、一度溢れてしまった物は止まらない。
その代わりにセンラがそっと手を伸ばし、の頬に触れた。

「……めっちゃ可愛い。全部、俺に見せてくれてありがとう」

恥ずかしさの中にある安堵と愛情。
その空間にだけ許された、ふたりだけの“無防備”がそこにあった。

「…………可愛すぎる……」

少し火照ったような目。

そして次の瞬間――
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