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朝が来ても、終われなかったふたり snr 🔞

第7章 溺れる愛と欲



センラの息が乱れ、耳元に吐きかけられる熱が、さらに体の奥を疼かせる。
その声、その動き、その体温——すべてが、の奥を狂わせていた。

「っああぁっ……センラさんっ……やだ……好きすぎて、こわれちゃう…!」

「壊れてええ。俺が全部、抱きしめたる……最後まで、俺だけに溺れて……」

ビクビクと震えながら、の身体が硬直する。
センラも奥で一際深く沈み込み、限界まで昂った熱を吐き出すように震えた。

「あぁ……っ………もぉ、俺も……イくっ……!!」

「んっ……あ゛っ、あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁっっ……」

「はぁ…んっ……好きやっ……愛してる……っ!!」

ビクンッ、ビクンッと、深く結び合ったまま、ふたりの肉体は果てていった。
ベッドの上、汗と涙と精液と愛液が混ざり、ふたりの間にしか存在しない熱の海ができあがる。

息を切らし、抱きしめ合いながら、
それでもまだ名残惜しそうに、指先だけが肌の上を彷徨っていた。

——終わりが見えない愛。

互いを求めすぎて、壊れる寸前のふたり。
でも、そこには確かに幸せがあった。

壊れても、溺れても、もうこの愛からは逃れられない。
そんな夜だった。

そして——絶頂の直後、耳元に落とされた一言。

「……、もう逃げられへんで?俺以外に触れられたら、きっと……壊れてまうわ。俺が、俺自身でおれんようになってまう」

「それぐらい、愛してる。お前が笑えば俺は生きていけるし……泣いたら、一緒に沈む。もう、そういう存在になってしもた」

「たとえ世界が終わっても、お前だけは俺のもんや。……なぁ、最後まで、俺のそばにおってくれるやろ?」

掠れた声と、震える吐息。
それは脅しでも、束縛でもない。
愛が深すぎて、自分の輪郭すら曖昧になるほど——ただ、に依存して、愛して、すがるような、痛いほどまっすぐな想いだった。

——ふたりが紡いだ愛は、ただ激しく、ただ深く。
壊れることも、溺れることも恐れずに、同じ熱に抱かれて生きていく。
これが、センラとの、終わりのない恋の形。
そんな二人だけの秘密の時間。
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