第5章 ウンドウ

『や、やるって何を…？』


「オメェには俺が余裕なさそうに見えんだろ？なら、テメェが挿れてテメェで腰振れや」


『なっ…も、もう、寝るし！』


「あ？まだこんなに濡れてんだろうが、」


『ぁあっん、勝己っ』


こうして喋っている間に体の熱は引いたと思っていたが、いまだに芹奈の蜜壺はヌルヌルと何かを欲すようにヌルヌルと濡れている。


「とんだエロ猫だな、」


先ほどとは打って変わり、余裕綽々とした態度でベッドに寝そべり、自身の竿をしごいている。


「体力つけテェんならこの俺様をギャフンと言わせてみろや」


羞恥心に苛まれながらも、体が再び疼き始めてしまった芹奈は素直に腰を上げ、ゆっくりと爆豪の腰元へ移動する。


『んんっ…あっ…んんっ…っ！』


ナカには挿れずに擦り合わせると、待ってましたと言わんばかりに下半身が敏感に反応し、軽くイッてしまった。顔を真っ赤に染めながら、爆豪のソレを片手で握り、先端を入り口へ誘導する。


「ふっ…俺のことを余裕ないなんて偉そうに心配してたヤツが、余裕なさげじゃねぇかよ」


『うるさっ……っくっ…ぁっん…』


カチカチに固くなった爆豪のそれをゆっくりと奥へ進める。この時、芹奈は羞恥心が薄まり、ただ快楽に飲み込まれないように必死に耐えていた。


「そんなに俺のチンポがうめぇかよっ！」


ゆっくりすぎる芹奈の挿入に痺れを切らした爆豪は勢いよく腰を突き上げた。芹奈は突然の刺激に声にならないような叫びをあげ体をびくつかせている。


『や…だめっ急に…』


一気に体の力が抜けた芹奈は爆豪の上半身に倒れ込み、当然のように2人は長く激しいキスを始めた。