第5章 ウンドウ
太ももに垂れる感触を覚えながらも息を整えていると爆豪に体を抱えられベットに投げ捨てられる。
『ちょ、勝己っナカにはっぁあっ』
「るっせぇっ!今掻き出してやるから黙って喘いどけ!」
爆豪の太くゴツゴツした指が一気に3本進入し、気持ちの良いところを突きながら精液を掻き出していく。あの、初めて交わった日から何度もこうして交わっているわけだが、爆豪がナカに出すことは初めてだった。
先ほど欲を吐き出したばかりの爆豪のソレがむくむくと元気を取り戻しているのを横目に、芹奈は快感に耐えつつ体を起こした。
『ね、勝己、何かあった?』
掻き出し終えた爆豪の指がナカから出て行き、その指にまとわりついた2人の液でネチネチと遊んでいる。突然、変なことを聞いてくる芹奈に爆豪は眉をひそめいつもの悪態をついた。
「あ?テメェに心配される覚えはねぇ」
『体育祭、無理しないでよ』
「…何がだ」
『その…今日の勝己、乱暴だし、余裕ない感じして』
「ケッ…体育祭、テメェなんざ足元に及ばねぇほどのブッチギリで優勝すんだ、何の心配もあるわけねぇだろ」
いつも通りのビッグマウスな爆豪だが、芹奈の脳裏には先日見た、涙を見せながら緑谷に宣戦布告する爆豪の姿が浮かんでいた。
『お願いだから、怪我だけはしないで』
芹奈は震えた声で爆豪に訴え、爆豪の手を握った。
「心配させたかよ、」
『えっ』
「お前なんかに心配されるなんて心外だなぁおい?」
『だ、だって…最近の勝己、余裕なさそうだから…』
「さっきからそればっかかよ!?そういうオメェは余裕ぶっこいでんじゃねぇのか?」
『いや、私だって余裕ないけどっそういうことじゃなくて、』
「そんなに俺が余裕なさそうに見えんなら、テメェがヤれ」
「へ?」