第3章 ネオキ
「芹奈ー朝ごはんできたぞー起きろー」
タイミングが良いのか悪いのか昨日帰国した父が部屋に入ってきた。娘が幼馴染の男子に犯されそうになっているところを見て目を丸くしている。
『お父さんっ!』
「あ、勝己くんか。おはよう。遅刻しない程度にごゆっくり」
そう言い残して部屋を出て行った父。
『いやいや!?え?娘がピンチなのに、なんで!?』
「ピンチじゃねぇだろ。物分かりの良いおっさんじゃねぇか」
口角をあげ空いている手で私のパジャマのボタンを外していく。
『ちょっ勝己っね、待って、』
「オメェも勃ってんじゃねぇか」
『っぁあっ…』
あっという間にパジャマを脱がされ下着は上にズラされ現れた突起を弾いて嬉しそうな笑みをこぼしている。
「遅刻はしねぇから声なんとか抑えとけ」
そういうと突起を舌でコロコロと遊ばれる。声が漏れそうになるのを必死に我慢する。流石に血の繋がった父に声は聞かせたくない。
いや、さっきのシーンを見られただけでも相当恥ずかしいのだが。
『ね、勝己…どうやって、部屋、入ってきたの…』
「あ?窓鍵開いてたろ」
『あ…忘れてた…』
私の部屋の向かいにちょうど勝己の部屋の窓がある。個性を使えばこれくらいの距離飛んでこられるだろう…いや、それでも
『勝己の変態ばか野郎っ…っんんっ』
「ふっ朝からこんだけ濡らしてるやつに言われたかねぇよ」
胸の突起で遊んでいた手は気づいたらショーツの中に侵入し、濡れた割れ目の入り口を弄ぶように指を擦り付けられていた。