第12章 ヘヤ

『ぁあっ…や、やめ、っあああ！』



長いキスが終わった頃には芹奈の唇はベタベタに、そして下の口もびしょびしょに濡れていた。
男がショートパンツと下着を一気に引き抜きその口に手を添わせると芹奈の身体は再び波打った。



「触っただけでそんな感じるか。マタタビってすごいよなぁ。それとも、これはマタタビなんて関係ねぇのか？お前が、お前自身が気持ちよくなってんのか？」


『違っ…気持ちよくなんかっああああっ！』



ヌプッと音を立てながらアナの中へ同時に2本の指が入った。ナカへ入った指はそれぞれが暴れ芹奈を刺激する。



「こんなにヒクヒク締め付けておいて気持ちよくない？そろそろ正直になった方が良いんじゃねぇのか。こんなに濡らしといてよぉ」



『あっやっっ…やめ、てっああああっ！！！』



勢いよくナカに入れた2本の指をぐりぐりと掻き回す。ぴちゃぴちゃと音を立て続け、芹奈の声が一段と大きくなった直後、勢いよく潮が吹き出した。



「ふっこんだけ潮吹いておいて気持ち良くねぇわけねぇだろ。おい、認めろよ
今テメェが欲しいのはなんだ？あ？」



『あうっ…や、いやぁ……』



潮を吹き終わりピクピクと収縮を続けるナカへ一気に3本の指を入れると再び引き締まる。
芹奈の体はどこを触っても熱を帯び、触れるたびビクンと反応を見せる。
濃度の高いマタタビを吸わせた成果か、今芹奈の体は全て性感帯となっている。