第1章 カンケイ
「んで、ジジイにどこ触られた」
一通り自身の体を流し終えた爆豪がシャワーを止め、振り返り芹奈の体を抱き寄せた。
『さ、さっき言った、とこ』
「あ?俺様が洗ってやるっつってんだ。もっと詳しく説明しろ」
『し、尻尾の先、ここからここまで』
長い尻尾を体の前によこし、指を刺す。確か感覚的には半分以上男の下着の中に入れられていた。
『ひゃぅっ』
乱暴に尻尾を握られ思わず声が溢れてしまう。浴室によく響いた。
「お前ここ性感帯なんか?」
顔を赤らめて必死に首を振る芹奈の尻尾を、爆豪は口角を上げながらいやらしく撫で回す。泡立たせ入念に洗い、シャワーで優しく流される。その間、芹奈は口に手を当て俯いたままだった。
「おい、あとは」
『…あの、お尻、と、前もも、あたり』
先ほど自分からして、と言ったのでここで逃げることもできないのだが、芹奈は羞恥心で胸がいっぱいだった。
「あ?ホントのこと言えや。ここも触られたんじゃねぇのか?あ?」
『はぁっ』
シャワーヘッドを置いた爆豪の指が芹奈の割れ目をなぞった。
『そこは、触られて、ない…からっ』
「じゃあなんでこんな濡れてやがんだ、あ?」
『知らないっぁあっ…』
爆豪のゴツゴツとした指が割れ目に入り込んでいく。既にたっぷりと濡れていたナカが求めていたモノが来たと言わんばかりに爆豪の指に絡みつく。
「ぐちょぐちょじゃねぇか。綺麗に洗い流してやらぁ」
空いた手で再びシャワーヘッドを持ちお湯を出す。ぐちょぐちょと音が立っている蜜壺の入り口にヘッドを押し当てると体がびくんと跳ね上がる。
『ぁああっそれ、ダメェ…』
そんな震えの混じった静止など聞くはずもなく、ナカに入った指は2本に増えかき乱す速度を上げていく。そこにシャワーのお湯の刺激も加えられ、芹奈は立っていられず爆豪の腕にしがみつく。
「おい、掻き出しても掻き出してもいくらでも出てくんだが。テメェとんだビッチじゃねぇかよ」
『違っ…ぅああっ……やっ…だめ…まっ…ぁあああっ!!!』
体が大きく跳ね、大きな限界を迎えた芹奈は盛大に潮を吹いた。