第1章 カンケイ
爆豪に遅れて制服や下着を脱ぎ終え浴室に入ると即座に腰を掴まれ激しいキスが降り注いだ。
『んんっ…はぅ……勝己ぃ……』
浴室に水音と共に2人の激しい息遣いが響く。
しばらくしたところで唇を離すと透明な糸が2人を繋ぐ。
「ふっ…なんて顔してやがる」
『だってっ…ぁっ…』
爆豪が芹奈の首元に顔を埋め、その白い鎖骨にかぶりつく。先ほどよりも2人の体が密着し、爆豪の熱くなったソレが芹奈の腹に当たる。
「オメェの体は俺のもんだ。金輪際他の男に触らすんじゃねぇぞ」
体を離され鏡で自身の胸元を見ると、左右にいくつもの真っ赤な花が咲いている。その花よりも真っ赤に染まった顔と、隣でシャワーを浴びている彼の後ろ姿を見、これから行われることにさらに胸を高鳴らせた。