第1章 カンケイ
「何してんだ。早く脱げ」
すでに上半身が裸になった爆豪が振り返ると芹奈は未だ真っ赤な顔をしたまま突っ立っている。
「1人で服も脱げねぇってか?仕方ねぇ俺様が脱がしてやる」
『いや、やだっ1人で入るっ!』
ブラウスに手をかけた爆豪の手を必死に追い払おうとするが男の力に叶うはずもなく片手で両手を壁に押し付けられ片手でブラウスのボタンを器用に外していく。
『いや、勝己……』
暴れようとするが股に爆豪の膝が当てがわれ身動きが取れない。
「俺に逆らうとどうなるか知ってるだろ、ぁあ?」
ボタンを外す手を一旦止め芹奈の顔の目の前で指先から火花を散らせる。ひぃっと芹奈が怯んだ隙にボタンを全て外しブラウスを開く。ピンク色のブラジャーと年の割に大きくて真っ白なそれが爆豪の目に映る。
「てめ、いつの間にこんなデカくなりやがった」
『いや、見ないで…』
小さい頃から一緒に遊んでいた。一緒に風呂に入ったことも何度かあった。最後は10年ほど前だ。そんな昔と比べられても困るものだが、美味そうに変わり果てた幼馴染の体を壊れないように触った。
鎖骨や脇腹に触れると体がビクッと反応する。
「テメェ体エロすぎんだよ」
下唇を強く噛み締めながら顔を赤て身を捩っている。爆豪の手が背中に周り下着のホックを外す。
『っ勝己…っぁあっ』
緩んだブラジャーを上に押し上げると薄いピンク色の二つの突起が現れる。爆豪は迷うことなくその突起にしゃぶりつく。芹奈の両手を押さえていた手で逃げないように腰を掴む。そしてもう片方の手でもう片方の突起をいじる。
『ぅうっいやぁ…勝己っ…んんっ!』
口に含んだ突起をコリっと甘噛みすると芹奈の体がビクッと大きく反応する。
「乳首だけでイったんか。とんでもねぇ痴女じゃねぇか」
『んぅっ…痴女じゃ…ない…ぁあっ!』
突起をイジっていた手がスカートの中に入り一直線にショーツへ向かう。
「おい、びしょびしょだぜ。体は正直じゃねぇか」
唇がくっついてしまいそうな近さで顔を覗き混むと、今すぐ湯気が出てしまいそうなくらい真っ赤な顔が口を開いた。
『…っ勝己……してぇ………』
「やっと言えたかよ。ならさっさと全部脱げ」