第6章 『 誓い 』
一週間最後の日、七日目。
最後のはじめは、村雲江さん。
風のように、軽やかに、誰よりも早く形に戻る。
「……間に合った、かな」
またまた可愛らしい見た目をした男性が現れた。
彼もまだフラフラしているようだったので、とりあえず座るように促し、三色団子を手渡した。
そして――本当に最後。
千子村正さん。
歪みきった刃が、完全な形を取り戻す。
そして。
「……huhuhu、これはこれは……とんでもない主に当たりましたね」
七日目があっという間に終わる。
部屋に並んでいた刀は、もう、一本も残っていないことを確認。
折れた刀は、
すべて――“在る”ものになった。
本丸は、静かだった。
けれど。
その静けさは、死ではなく、満ち足りた呼吸だった。
私はゆっくりその場に座る。
ただ、座っていた。
息を、整えながら。
(……できた)
その背中を。
二十数振りの刀が、黙って、支えていた。
完全な引き継ぎまで――
残り、一週間を切っていた。
そして。
政府はまだ――
この本丸の“本当の異常”を、知らない。