第6章 『 誓い 』
五日目。
最初は、長曽祢虎徹さん。
真っ直ぐな視線が私を見つめる。
「主、礼を言う」
深々と頭を下げる姿はまさに武士その者に感じた。
次は、初めて目にする小さな刀だった。
彼は太閤左文字さん。
柔らかな声が聞こえる。
「……ありがとさん」
あまりの可愛さに三色団子を二本手渡した。
次は、ソハヤノツルギさん。
神性を帯びた刃が、完全に戻る。
「……霊力がじゃんじゃん戻ってきてぜ」
ヤンキー風のお兄さんが出てきた。
この日、結界が、一度、大きく鳴った。
(…後に長谷部さんから聞いた)
やっと、六日目。
最初は、小狐丸さん。
微笑みと共に、盛大にお腹を鳴らして現れる。
「主、ようやく会えましたな。…油揚げはありますかな?」
見た目ごんのすけの大きいバージョンとも言っていいほど大きな狐の男性が現れた。
「すみません、今はこれしか…」
とりあえず三色団子を手渡した。
次は、日光一文字さん。
重厚な気配が漂う。
「……主、見事だ」
名前が則宗さんと同じという言葉兄弟かな??
なんて考えてみたけど、見た感じ似ている要素が見つけられなかった。
最後は、静形薙刀さん。
静かに、しかし確かに。。。
「……主よ、礼を言う」
部屋がより狭くなった気がして、この部屋が元は広間だと聞いてあったのを思い出し締め切った襖を全て開け放つと狭さは消え、皆さんに広々と部屋を使ってもらえた。