第1章 転生と閉じ込め
甚「すげぇ反応だな。まだ電源入れてねぇのに、もう……こんなに濡らして。」
甚爾の指が器用にスイッチを入れると、ぶるぶると振動が始まり、みみの体が反射的に跳ねた。
「だ、だめ……っ、それ、そんなの……っ!」
甚「良い声出すじゃねぇか。名前、呼んでやるよ……みみ……ほら、俺の声でイけ。」
「や、やめて……っ、そん、な風に呼ばないで……!」
甚「嫌って顔じゃねぇ。オマエのここ……すっかり震えて、もう……締め付けてきてる。」
唇が胸を吸い、舌が乳首を転がす。
ローターの刺激と相まって、意識が遠のきそうになる。
「んっ、ああっ……っ、もう、だめ……っ!」
甚「まだ、だ。」
ローターを外すと、びちゃびちゃに濡れた愛液が糸を引いた。
そのまま甚爾の肉が、ズン、と容赦なく突き立てられる。
「っあ……あああっ……っ!」
ローターで高ぶった内部に、彼の熱が押し寄せる。
快感が限界を越え、腰が跳ねるたびに絶頂が押し寄せた。
甚「中、もっと締めろ……全部感じろ……みみ……オマエは俺のもんだ。」
「っあ、ぁぁっ、甚爾さん……っ、お願い、止まらないで……!」
甚「良い子だ……そのまま、イけ……俺の中で——っ!」
身体の奥に彼の熱が溢れた瞬間、部屋のパネルが光を放ちカチリとまた扉が開く音がした。
二人は互いの汗を感じながら息を荒げたまま、しばらく動けなかった。
みみは、放心したように天井を見つめながら呟いた。
「……次の部屋も、あるのかな……。」
甚爾は笑った。
甚「望むなら、何度でも“閉じ込められてやる”よ。……オマエとならな。」
そして、彼は再びみみの額に唇を落とした。
終わらない閉鎖空間の先で、確かな関係が生まれようとしていた——