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転生したら呪術廻戦の世界でした

第1章 転生と閉じ込め


甚「最初は……オマエが誰だろうと関係なかった。だが……。」

彼の手が、みみの頬を撫でた。

その大きな掌に包まれる感覚は、恐怖ではなかった。

どこか安心する温度がそこにあった。

甚「今は、名前を知りてぇ。」

一瞬、言葉が詰まる。

名を呼ばれたら、彼の中で“ただの女”じゃいられなくなる気がして。

けれど。

「……みみ……です。」

甚「みみか。……覚えた。」

彼がそう呟いた瞬間、体の奥が熱を帯びたような錯覚に包まれる。

彼の唇が重なった。

先ほどよりも深く、ゆっくりと、みみの口内を這うように。

舌が絡まり、唾液が甘く混じり合う。

言葉が消えて、思考が溶けていく。

そして今度の部屋には“備え付けの玩具”があった。

照明の柔らかい光の中、壁には幾つかの“道具”が整然と並んでいた。

ローター、バイブ、拘束具、そして滴るようなオイル。

みみは思わず目を逸らす。

甚「……どれ使えば良いんだろうな。」

甚爾が皮肉気に言いながら棚に近づくと、ひとつの黒いリモコンを取り上げた。

それは明らかにワイヤレスローターのものだった。

甚「どうやら、これは“使え”ってことらしい。」

「む、無理……っ、そんな……!」

甚「無理じゃねぇ。やるしかねぇんだよ、ここから出たいなら。」

甚爾はそのままみみをベッドに押し倒す。

先ほどと違い彼の手は滑らかに服を脱がせ、素肌を露わにしていく。

そして淡いピンクのローターが、濡れ始めた秘部の入口にあてがわれた。

「……ひぁっ……!」
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