第6章 静寂を裂く朝

宿儺の動きが次第に荒くなっていく。

彼女の奥を突き上げる衝動が深さと速度を増し、肉と肉がぶつかる水音がいやらしく部屋に響き渡る。

ぐちゃぐちゃと粘つく音が彼女の耳の奥で跳ね、羞恥と快感の濁流が同時に押し寄せる。

宿「ッく、……ッ、……やはり……たまらんな……この締まり……啼き声……貪欲な身体……。」

喉の奥から漏れた宿儺の嗄れた声。

熱に潤んだ双眸が彼女を見下ろすその表情には、猛獣のような飢えと悦びが同居していた。

「はっ……やぁ、もぅ、奥……また来ちゃ……っ、んぁっ、あっ……！」

彼女の声も既に限界だった。

腰が抜け、震える脚で支えるのがやっと。

それでも宿儺は容赦なく奥を抉るように突き上げてくる。

その度に、ぐちゃぐちゃと膣内からいやらしい音が溢れ出る。

宿「……良いぞ……もっと啼け。今、この瞬間だけは俺だけを感じていろ……！」

宿儺の片手が腰を押さえつけ、もう片手は背に回って髪を掴む。

無理やり反らされた彼女の喉元が露わになり、彼の口づけがそこに這う。

歯が肌を軽く噛み、赤い痕を刻む。

彼の欲望の証を、身体に残そうとするかのように。

宿「……中に……っ、出すぞ。オマエの奥で……俺の欲を受け止めろ。」

「や、やだ……だめ──。」

宿「受け入れろ……。」

宿儺の腰がひときわ強く押し込まれた瞬間、彼女の奥の奥、子宮口をぐっと抉るように亀頭が押し当てられる。

そして次の瞬間──