第4章 再会
悟「……僕、もう……っ。」
悟の動きが激しくなる。
腰を打ちつけるたびに濡れた肌にぶつかり、ねっとりとした音を立てる。
「あっ、んぁっ、さとるっ、すごい……っ、また……来ちゃう……っ!」
悟「僕も……っ、もう……限界……!」
悟の腕が背中を強く抱き締める。
女の脚を抱え上げ奥深くへ、最奥へと達した瞬間――
悟「っ……く、ぅ……ッ!!」
ビクンッと悟の身体が震え、彼の熱が一気に女の中に注ぎ込まれる。
脈打つ感覚と共に、どろりとした液が奥に溢れた。
「ん、ふぁ……っ、あったかい……。」
女はその熱を感じながら、ゆるく微笑んだ。
悟は顔を埋めるように女の首筋に唇を押し当てた。
熱い吐息が肌に掛かり、彼の震えが伝わってくる。
悟「……全部、出したよ。」
「うん……すごく……いっぱい。」
悟「オマエの中、僕の匂いと、液で満たされてる。もう、誰のものにもならない。……絶対、渡さない。」
「……うん。わたし、いま……悟の中にいる。ちゃんと、ここにいるよ。」
しばらく2人は言葉を交わさず、互いの温度を確かめ合った。
悟の熱が女の中で徐々に冷めていくと、彼はようやくゆっくりと身体を引き抜いた。
ぬるりと粘り気のある液が零れ、シーツに滴る。
その光景を見て、悟がくすっと笑う。