第11章 離れゆく心
我慢出来ずに下着の上から割れ目をなぞった。
キスをすると薄く目が開いたので焦ったが、寝惚けているようだ。
「んぅ、宗四郎…?へへ、えっちしよー?」
あかん、これはあかん。挿れてもうたらごめん。
僕といる夢でも見てるんだろう。
ブラの隙間に指を滑り込ませて突起を弾くと、微かに声が漏れた。
指で挟んだり擦ったりしながら割れ目をなぞっていると、下着が湿り始める。
このままだと下着が濡れるので手を中に入れ、割れ目をなぞり、軽く力を入れると簡単に指は陰核に触れる。
「ん、ふっ…ぁ……。」
「気持ちええの?」
返事がないのでそのまま弄り続けた。
足の落ち着きがなくなってきてそろそろイくのだと思い、指の動きを早めた。
「っ、ぁ…ん……んっ!」
足が閉じられて腰がビクンビクンと揺れたので、刺激を弱めていく。
ちゅーか、ほんまに起きてへんの?前も寝ながらイっとったけど…。
「そ、しろ…すき。んふふ…。」
夢やと思っとる…そないなことある?
ベッドに膝をつき陰核を弄りながら、自身を露出させて扱く。
璃沙がイった頃、下着から手を抜き、自身に集中した。
白濁を彼女の顔にかけて、知ったら怒られると思って綺麗に拭いた。
璃沙って、こないに起きんかったっけ…。
隣に横になって顔を見つめていると、顔が赤く汗もかいていて息が荒いので、おかしいと思い額に手をやる。
イって落ち着くまでの時間は過ぎている。
熱あったんか…病人にやらかしてしもた。
熱があるのに起こすのもどうかと悩み、そのまま一緒にいることにした。
寒いと呟きながら震えている彼女を放っておけない。
熱い言うてたのに…布団を引き摺り出して、僕も隊服を脱いで一緒に中に入った。
擦り寄ってきたので抱き締めて目を瞑る。