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未来の為に【怪獣8号:保科宗四郎】

第6章 別の人


キスをしながら胸を揉み、舌を激しく絡ませる。

唇が離れると首筋に何度もキスをしながら、突起を弾いた。


「ん、あ…鳴海隊長……んっ。」


「弦でいい。」


耳元で囁いて胸に移動し、突起を口に含んだ。

口の中で舌を使ってコロコロと転がされる。


次第に甘い声は大きくなっていき、お腹を滑る舌は茂みに辿り着いて陰核を刺激した。

副隊長に舐められたことなんてなかった。


いいや、もう忘れよう。あの人のことなんて…。

どんなに好きだとしても終わってしまったのだから。


「弦、あっ…んあ、イくっ…!」


どのくらいか与えられる快感に身を委ねていると、熱が上り詰めて弾けた。


「思ったよりも声が可愛すぎてびっくりした。挿れらどんな風に鳴くんだ?」


膣口を撫でた指が沈み、陰核の裏側をトントンとノックする。

水音が響く…。


少しすると指が増え、ナカでバラバラに蠢き始めた。


「璃沙、イっていいぞ。ボクがいくらでも気持ちよくしてやる。」


私、いつから名前で呼ばれてたっけ…だが、付き合っているのだからいいかと考えるのをやめた。


指を締め付け始めたことに気付いた彼は、指の動き早め私を攻め立ててくる。


「あっ、んぅ…はっ、あぁん!!」


「イき顔も最高だ。そろそろ挿れてもいいか?」


頷くとヘッドボードに手が伸び、避妊具を持って自身につけた。


ゆっくり、ゆっくりと沈めてきて、その間も大丈夫かと何度も聞かれ顔を見つめられる。

私が今までしてきたことを知っているはずなのに、それでも彼はとても優しく抱いてくれた。


私の肩を抱きながら眠る彼を見つめ、付き合おうと言ったことを後悔した。

もしかしたらこの人は、本気で私と付き合いたいと思っていたのかもしれない。

じゃないと、あんな優しくするはずない。

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