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未来の為に【怪獣8号:保科宗四郎】

第5章 移り変わり


オペレーションルームに入り、受験者たちを見る。


少しするとゆっくりオペレーションルームに副隊長が入ってきた。


「もうええよ、わかったから。」


終わった、私たちの関係が今終わった。


体力審査が終わり、最終審査に移る。

副隊長は受験者たちに説明をする為、演習場へ向かった。


説明をしスーツが置かれている部屋に案内すると一度オペレーションルームに戻ってくる。

スーツを着た者から解放戦力を測定していく。


四ノ宮長官の娘はさすがというかなんというか…入隊前から46%なんて…すでに小隊長クラス…。

その後も続々10%超えが現れていく。

今までこんなことはあっただろうか…。


「これまじで、過去最高の豊作年かもしれんなぁ。」


そしてまさかの…0%の者まで出てしまった。


「もう少し時間ください、今気張ってるんで。」


え、気張る?解放戦力って気張って出るもんだっけ…。

日比野カフカか…面白そうだけど、隊員になるのは厳しいかな。


「いや、うんこちゃうから!!気張っても出んて!」


どうやら副隊長は彼を気に入ったようだ、お腹を抱えて笑っている。

小此木に怒られているけど。

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