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未来の為に【怪獣8号:保科宗四郎】

第3章 未知


連れて来られたところは寝室のようで、大きなベッドに優しく降ろされる。


「あ、あの…素面では彼女以外の人とはしないんじゃ…。」


「あー璃沙は例外な?今更、お互いやめれへんやろ。」


私のソコはすでに期待で溢れている、彼のモノも私のソコを押し返していた。


伝えた方がいいだろうか…彼の前で演技なんかしたくない。


「私、そ、挿入でイったことなくて…。」


「痛かったん?…なら、僕がなんも考えられへんくなるくらい気持ちようさせたる。」


気持ちよくなかったら言ってとキスをし、舌を絡ませながら隊服が脱がされていく。

インナーを捲られブラ越しに胸を優しく揉まれた。

膨らみに指が軽く沈みふにふにと、その手つきは初めて感じる優しさだった。


揉まれるだけで気持ちいい…彼にされることが全て気持ちいい。

こんな優しく私に触れる人なんていなかった。


この人のこの優しさを姉は知っているんだと、余計なことを考えてしまう。

経験人数だって私の方が多かったのに満たされなかったのは、この人としてるかしてないかの違いだったのだろうか。


嫌だ…他の誰としていてもいいから、姉とだけはしてて欲しくなかった。


絡んだ舌が離れ糸を引く。


「お姉ちゃん…お姉ちゃんの方が、よかった…?」


「なんでそないなこと言うん?僕が今、本気でしたいと思ってしてるんは、君なんやけど…璃沙。」


そうだ、姉とはお酒を飲んだ後にしたと言っていた。

私はこの人にとって、姉よりも特別な存在になれているんだろうか。


今、私の好きな人は私を見ているのに…。

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