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未来の為に【怪獣8号:保科宗四郎】

第15章 新しい家族


「あ…宗四郎、好き…んっ、あアッ!」


「僕も好きやでっ…璃沙んナカ、ほんまに気持ちええ!」


キスから始まった交わりはすでに3回目を迎えていた。

妊婦を労わってくれ…。


あまり深く挿入はせずに、陰核の裏側を突くように繰り広げられる律動。

なので、溢れて止まらない。


うつ伏せに近い横向きの体勢で、後ろから宗四郎を受け入れ続ける。


「璃沙っ、大丈夫か?っ…これで、終わるからっ…気張って!」


「あっ、ああっ!も、むりぃ…!んっ、うっ…あんっ!」


一際激しくなった律動が、そろそろ解放されることを告げる。


2人で一緒に果てて、宗四郎は私の身体の両脇に手をつきながら顔を伏せて、肩で息をしている。

枕に頬を押し付けている私は、唾液や涙で枕をびしょびしょにしながらボーッと空を見つめて、荒い呼吸を続けていた。


「ん、はぁ…めっちゃ可愛ええ、好き。一緒に住も…ずぅーっと、一緒におりたい。」


顔にかかった髪を耳にかけて頬にキスをしてくる。


「大好きや、ほんまに好き。いっぱいしてごめんな…腹、痛ない?張ったりしとらん?璃沙も実宗も愛しとるで。」


何度も何度も愛の言葉を囁く彼が愛おしい。


「ん、私も…愛して、る……。」


意識は途中で途切れ、私は眠ってしまった。

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