第11章 離れゆく心

「なんや、君かてこないにして…いっつも期待しとった？」


「んっ、ん…宗四郎にずっと触って欲しくて…。」


陰核に触れた指がゆっくり動き出す。


「めっちゃぬるぬるしとる…これで寝れるん？」


「あっ、あんっ！寝れないっ、ぐちゃぐちゃにして！んっ、あ…あ、あぁあ…すき、あっ…あぁんっ！」


激しく動き出した指で喘ぎ声と水音が寝室に響き渡る。

ずっと身体が震えて苦しい。


「ずっとイっとるやろ。クリもこないに勃起させて…可愛ええな、璃沙。」


仰向けになり足を開けば、動かしやすくなったと言わんばかりに、ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅと手を激しく揺らして陰核を擦り続ける。

イくの止まんない…。


時々手を休めるようにゆっくり撫でて、またすぐ激しくなる。

緩くなった時に息を整えて、激しくなると嬌声を上げる。


下に滑った指は膣に吸い込まれ、親指で陰核を刺激しながら、中と外の弱いところを的確に激しく攻め立てられる。


「あーあ…濡らし過ぎやろ。こんな濡れとるの初めてとちゃう？僕の手もパンツもびしょびしょやで。こないに期待されとったら、僕も我慢出来ん。」


起き上がりながら下半身を露出させ、私のズボンや下着も剥ぎ取る。


「生でもええ？ゴムない。」


陰核から膣口まで往復しながら何度も先を擦り付けてくる。

何度も頷いて彼を受け入れた。


初めて彼をナカで直接感じて、このまま死んでしまってもいいとさえ思えた。


いいところを擦りながら激しく奥を突かれる。


「あっ、あっ！そしろっ、あんっ…すき、すき…んっ、すきぃ…あっ……お"っ…っ？！んっ、ふっ…んっ〜〜〜！！」


「はっ、あかんわ…んぁ…璃沙んナカ、めっちゃ気持ちえ…っ、ぁ…ん〜、あかん、イきそっ…。」


声が…やだ…抑えられない程汚い声が出るのは初めてで、咄嗟に口を押さえたがすぐにその手は頭の上で固定された。


より一層激しくなった抽挿は最奥を何度も突き、私はその度に達していた。


「んっ、あ…イく、イくっ…ぁっ、でる…っ！っあ…ぁぁ、はぁ…。」


慌てて自身を引き抜いた彼は陰核に擦り付けながら欲を吐き出した。