第7章 沈黙という命令
だが彼は止まらない。
すぐさま腰を打ちつけるようにして動き始め、濡れた音が会議室の静寂を突き破る。
悟「……こんなところで抱かれて、悦んでんの……? 会議室で、机の上で……ほんとにいやらしいね、オマエ。」
彼女の膝を開かせ自分の腰を深く押し込むようにしながら、あえて耳元で囁く。
言葉の1つ1つが、羞恥と快感を混ぜて突き刺さってくる。
悟「こんな淫らな声……誰かに聞かれたらどうすんの? 聞かれても止めないけど、僕。」
突き上げが激しくなり、机の上のペンがカラカラと落ちていく。
そして彼は、あえて彼女の脚を肩にかけ、奥まで突き上げる体勢に変える。
悟「ここ、僕の形にしてやる。アイツになんか、絶対戻れないように……。」
何度も何度も奥を抉られ、ミクの思考は快楽に霞んでいく。
身体が跳ねるたび声が漏れ、嗚咽のような甘い吐息が口から溢れた。
「悟先輩っ……もう……むりっ……あ……あああっ……!」
悟「イけ。僕の中で全部、晒して。……泣いてもやめないからな。」
激しく深く、熱く。
支配と執着の塊のような彼の動きに、ミクの身体は限界を超えて震えた。
絶頂の波が押し寄せ、視界が白く染まる。
彼はそのまま、ミクの奥に達し、びくりと身体を震わせながら彼女を抱き締めた。
悟「僕の女だって……何度でも、身体に刻むからな……。」