第7章 沈黙という命令
悟「僕の指、どう? ……アイツのより、気持ちいい?」
「っ……あ……やだ、そんなこと……っ。」
悟「素直に答えない子は、おしおき。」
言うなり、指を曲げるように動かされ花芯を内側から刺激される。
いやらしい音が部屋に響き、羞恥に顔が火照る。
悟「ちゃんと答えなきゃ、もっと意地悪するよ?」
その声と同時に五条は左手で彼女の顎を掴み、無理やりこちらを向かせた。
そして――
もう片方の手はショーツを完全に脱がせ、机の上に投げ捨てる。
悟「ねぇ。今のこの顔、アイツには見せた?」
「……っ、見せてない……悟先輩しか、見てない……。」
悟「ふぅん……じゃあ、その証拠……。」
彼は自身の熱を、ミクの蜜壺の入口にまた押し当てた。
だが入れない。
腰を揺らし、ぬらぬらと擦りつけるだけ。
すでに何度も絶頂寸前まで責められた身体には、もはやその焦らしだけで涙が滲んでくる。
「……悟先輩……いれて、お願い……もう、いや……。」
悟「いやじゃないくせに。そんなに濡れてて、何が“いや”だよ。」
悪戯っぽく笑う声が、いつになく低くて熱い。
そしてようやく、五条はぐっと腰を押し出した。
「っ――あぁ、っ、あ……。」
一気に奥まで突き入れられた衝撃と快感に、ミクの声が漏れる。