第17章 赤い痕
彼の言葉、動き息の掛かり方すべてが火照った肌に絡みついて離れない。
彼の腰がさらに深く押し込まれた瞬間――
「んあぁぁぁっ……っイ、クっ……!」
びくん、と身体が跳ねる。
ぐっしょりと濡れた中で、悠仁がさらに奥を抉るように突き上げてくる。
悠「は……ああ、やば……っ。」
ついに、彼自身にも限界が近づいていた。
悠「っ、締め付け……ヤバい……このまま……っ。」
彼が女の脚を肩に担ぎ上げ、より奥へと押し込んだ瞬間、堰を切ったように熱が奔った。
悠「……っ出す、全部出すっ……中にっ……!」
最後の深い突き上げと共に、びくびくと脈打ちながら灼けつくような液が女の中に流れ込んでいく。
悠「っあああっ……ぅうっ、はぁ……っ!」
男の果てる瞬間の熱が、身体の内側に広がっていくのを女は感じた。
奥の奥に彼の欲望と執着が、すべて注がれていく。
そのまま、悠仁は女の身体に重なるように倒れ込む。
汗だくになった身体が重なり、肌の熱と熱が混じる。
悠「……ごめん……嫉妬、した。」
肩越しにそう囁かれ、女は少しだけ力なく笑った。
「……すぐ顔に出るんだもん、悠仁って……。」
悠「だって……その痕、俺のじゃなかったから。」
そして、再び――
彼は腰を動かし始めた。
まだ、終わらせるつもりはないらしい。
悠「……もう1回、痕つけて良い?」
甘えたような、でも熱にまみれた声でそう言って――
その夜は、再び始まった。
独占欲と愛しさと、そして止まらない欲望に呑まれて――
女は何度も、果てさせられた。