第14章 他の誰にも渡さない
スイッチが最大に上げられ、震動が膣口に叩き込まれる。
もはや喘ぎすら押し殺せない。
女はベッドの上で悶え、涙目になりながら首を振った。
「んぁっ、あぁっ、いやぁ……っ、こんなの……っ!」
甚「誰のせいだと思ってんだよ。帰りが遅いって言ったろ? 誰かと浮気してんじゃねぇかって、思わせたのは……オマエだ。」
感情を抑えた声に、逆にぞくりとする。
甚爾の指が唇に触れ、次に口枷が差し込まれる。
喉の奥まで入りかけた瞬間、思わずえずいた。
甚「苦しい? けど、これでちょうど良い。声、出すなって意味でもあるから。」
女の視界が涙で滲む中、彼はさらにアナルプラグを手に取った。
ローションをたっぷり塗り、そのまま後ろに押し当てる。
「……んぐぅっ!」
口を塞がれたまま、抗議の声も漏れない。
後ろをかき回す異物感と、前のバイブの振動が交差する。
背筋を貫くような強烈な感覚に、理性は崩壊していく。
甚「よし……次は、これだな。」
最後に手に取られたのは、コード付きの電マだった。
スイッチを入れると、部屋中に響くような駆動音が鳴る。
女の脚を無理やり開き、既に刺激で赤く腫れた蕾に押し当てる。
甚「……ああ、気持ち良い顔してんな。ほら、また締まってきた。そんなに俺じゃなきゃ満たされねぇ身体になってんだ?」
愛撫とはほど遠い。
罰であり調教であり、執着そのものだ。
なのに——
女の身体は裏切りのように濡れ震え、限界を超えて悦びを感じていた。
甚「泣きながらイくとか、ほんと変態だよな。……でも、それが良い。」
甚爾が唇を押し当てる。