• テキストサイズ

【鬼滅の刃】月が綺麗ですね【R指定】

第9章 月が綺麗ですね


仁美の赤い目は真っ直ぐに実弥を見ていて。

その言葉に嘘がないのは分かっていた。




だけどやはり実弥は、仁美の赤い目に視線を逸らしてしまった。





そんな実弥の仕草に、仁美は顔を顰めた。






栗色の目がとても綺麗な女だった。





初めて目が合った時に、実弥は大きな目を見開いて、自分を見ている仁美に魅入ったのだ。






実弥は自分の顔を手で覆った。

仁美からの視線を遮断するように。





「……だから、それがあり得ねェって言ってんだろ。俺はあの時お前に何をした?鬼に陵辱されたと分かっていながら同じようにお前を…。」





仁美への罪悪感の強さなのか…。

実弥の声は段々と小さくなっていた。





仁美はそんな実弥の姿を見て、情けなくて…。

そして悔しくて眉間の皺が深くなった。





「っ!」





俯いていた実弥の顔を両手で掴むと、仁美は実弥の顔を上げさせて自分と顔を突き合わせた。





しっかりと、仁美の赤い目と実弥の目が絡んだ。

/ 280ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp