第8章 4枚の婚姻状
珍しく仁美の眠りも深かった。
だが、次第に呼吸が乱れ 仁美の顔も険しくなり、そこで義勇は無惨と彼女が繋がったと言う話を思い出して 仁美を起こしたのだ。
それが事実かどうかは、目を覚ました 仁美の様子を見てすぐに分かった。
義勇は 仁美に手を伸ばし、その小さな体を抱き締めた。
その夜。 仁美の屋敷から離れた村に鬼の襲撃があった。
生存者はゼロ。向かった鬼滅隊も誰一人として生き残った者は居なかった。
その惨状から、鬼舞辻無惨が起こした事件だと断定された。
仁美は耀哉の屋敷に向かい、無惨と繋がった時の会話を伝えた。
重い空気の中、仁美は固く決めた自分の意思を耀哉に表明する。
仁美は誰に止められてもその意思は変えなかった。
そしてその日、 仁美の元に四枚目の求婚状が届いた。