第7章 鬼の宴
その後の仁美の態度は童磨を満足させた。
いっぱい泣いたのだろう。
目を真っ赤にさせて帰って来た童磨に仁美は縋り付いた。
体に目立った傷は無かったので、やはり仁美に気持ちがなければ鬼も無用に変貌する事は無さそうだ。
沢山ほぐす様に言い聞かせていたので、仁美の秘部を確認しても傷は出来ていなかった。
一晩中その鬼に嬲られた仁美は衰弱しきって、それでも童磨に擦り寄ってきた。
「もう本当にこれ以上は嫌です…。どうか…どうか…。」
童磨の首に腕を回して仁美は懇願した。
泣きながら懇願する仁美は誰よりも愛おしかった。
「仁美…。じゃあ俺とまぐわえるか試してみるか?」
無理な事は承知の上で童磨はわざと聞いた。
仁美は一生懸命に首を縦に振って童磨に答えた。
出来ると繰り返し答える仁美を童磨は布団に寝かせた。
仁美の涙を拭いながら久しぶりの仁美の体を堪能する。
小さな体は童磨の腕の中で体中を貪られる。