第6章 虹色の目の無神論者
「う……っあぁ……。」
しばらくして童磨はまた恍悦の顔で体を震わせた。
曝け出した童磨のモノが痙攣して、また白濁の体液を吐き出した。
「…どうなってんだろうねぇ…君の血は…。」
いくら血を啜っても体の興奮状態は治らない。
童磨は自分の性液で汚れた仁美の体を見て目を細めた。
「…気持ち悪い……旦那様……。」
童磨の体が離れると、仁美は布団を這って逃げようとした。
「気持ち悪いなんて酷い事言うねぇ。」
童磨は簡単に仁美を捕まえると、仁美を膝に置いた。
「コレさぁ…君のせいだよ…。」
そう言って童磨はまだ治らないモノを仁美に見せつけた。
「どうすれば治ると思う?」
顔を青くして固まる仁美の太ももを撫でながら童磨は言った。
「ここに納めたら鎮まると思うんだけど……まだ出来ないよね。傷が開いちゃうから…。」
残念そうに言う童磨に、仁美は両手で顔を覆った。
「旦那様……旦那様に会わせて下さい。」
嗚咽を交えながら仁美は童磨を見ないでただ無惨だけを呼んだ。