第4章 おでかけ
「いらっしゃいませ。ミへーラフィ侯爵令嬢様。デビアン帝国の皆様。」
そう挨拶しながら出迎えた支配人
先程いた美容品の店から5分くらいあるレストランに着いた一行は、並んでる列ではなく、出入口の従業員にマキアが名前を伝えると待たずに入れたのだ。
「ここは先月にオープンされて並ぶくらいの人気店なのです。なので昨夜に予約を取らせていただきました。」
そう案内するマキアに、席の案内の為に先を歩いてる支配人が軽く一礼して
「ミへーラフィ侯爵家の方々ならば、何時でも歓迎でございます。」
そう言った支配人に、ありがとうございます。とお礼を言うマキア
案内された席は、完全個室の席で3つの椅子とテーブル挟んで2つの椅子があり、カトラリーがセッティングされている
マキアを真ん中に3つの椅子の方には女性陣が座り、2つの椅子の方には男性陣が座る
「ここはお肉が中心のお店なのです。」
メニューを見ている4人の魔族をそれぞれ見ながら話すマキア
「お肉?」
そう聞くエマリビア皇太子妃に頷いて
「皆さまが昨夜の食事会にて、魚と肉の選べるメインに皆さまは迷わずに、お肉を選んでいたのでお肉が好きなのかなと思って、ここのお店を予約しましたわ。」
「よく見ていたわね?マキア」
と感心するビィナに微笑み頷くマキア
「コースもありますが、色々食べたいかなと思ったので好きに頼みましょう?」
「賛成!お腹すいてきたよー」
マキアの提案にレンヒが手を上げた
「お待たせしました。」
そう言いながら、他の従業員と共に支配人が運んできた品々