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魔族と人と、、、

第4章 おでかけ




「はぁ!!すごい良かったわ!人間の美容品も良い物が多いわね?」

満足そうに店を出るエマリビア皇太子妃

「確かに良かったわね。ここの支店をデビアン帝国に出さないかって従業員の方に話をしてみたわ。」

同じく満足そうなビィナの言葉にエマリビア皇太子妃は振り返り、本当に??と驚く

「このお店のオーナーに連絡してもらうように名刺を渡しといたわ」

「もし出店するなら、デビアン帝国皇族御用達をつけるようガエテに頼んでおくわ」

「それは嬉しい称号ね。食いつくと思うわよ。」

そう楽しく話をするビィナとエマリビアの買った品々を亜空間に入れるレンヒとギルヴァ

マキアは自分の亜空間に買った紙袋を入れようとした時にギルヴァがヒョイッ!とマキアの買い物袋を奪う

「え?」

「こっちに入れておく。」

「そんな、私のは大丈夫ですよ?」

「良いよ。俺らは荷物持ち兼の護衛だからな?」

そう言いながらマキアの荷物をギルヴァの亜空間へ入れた

「ありがとうございます。ガイベルド卿」

「いいんだよ。ウチの女性陣を頼むな?」

「はい!」

そう微笑みながら返事をして、マキアを呼ぶエマリビア皇太子妃に応えながら魔族女性2人の元へ行った



「皆さん、お腹すきませんか?」

「そうね?お昼ご飯?」

「確かにお昼の時間ね。」

マキアの言葉にエマリビア皇太子妃とビィナは賛同する

直ぐ傍に来たギルヴァとレンヒも聞いていて

「お昼ならお店探す?」

「って何の店あるか分かるんか?」

レンヒの言葉にギルヴァは呆れながら話すと


「あ、予約してあるお店あるので行きましょ?」

そう言ったマキアに、4人の魔族はマキアの方を向く

「予約したの?」

「昨日の今日よ?予約出来たの?」

エマリビア皇太子妃とビィナの驚きの質問に、クスクス笑いながら頷くマキア

「参りましょうか?」


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