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魔族と人と、、、

第2章 であい




「余計なことを……」

そう呟くギルヴァに背中をポンポンと叩くレンヒ

「その気になったら、サポートするからね?」

「ない。」

「即答すぎ」

呆れるレンヒに、ビィナは手招きしレンヒと腕を組み

「諦めさせないからね。仕事と同じくらい頑張りなさい。ギルヴァ」

そう指示とも思えるビィナの言葉に頭をかきながら、呼ばれてギルヴァもホテルの中へ



皇太子同妃殿下は同じ部屋でホテルの最上階にあるスペシャルスイートルーム

幹部3人は、その下の階にあるスイートルームへと案内され

護衛兵も1人に各部屋をと案内された。

ビィナとレンヒはもちろん同じエリアの隣同士のスイートルームで、ギルヴァは反対側のスイートルームになった。


1人にしては広すぎる部屋

リビングとなる部屋の左右それぞれにキングサイズのベッドルームが2つあり

体格が大きいギルヴァが足を伸ばして入っても更に人間3・4人は入れるくらいのバスルーム

色んな種類のお酒が入ってるクローゼットがあった。

荷物である大きなトランクをリビングの大きなソファーが2つある1つに置いたギルヴァはもう1つのソファーにドカッと座る


マキアが総支配人にデビアン帝国一行を任せて、また夕食時にと行ってホテルを出たのを思い出して


『あの子に案内人だけじゃなくて外交会のパートナーもお願いしたら?ギルヴァ』

ビィナの言葉を思い出して

「何を言ってるんだか……」

そう呟くギルヴァ

ふと、マキアが黄金色の獅子に乗りながら楽しそうにレストランとかの話をするのを思い出す

「ったく……何考えてるんだ。俺は……」

そう言いながら服を脱ぎ、バスルームへ行きシャワーを出して頭から浴びる

(頭を冷やせ。俺は大将軍として来たんだ。光属性のことを調べないと。)

そう切り替えようとした。
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