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魔族と人と、、、

第2章 であい



「どんな子?」

「は?」

「見た目だよ!!人間なんだろう?」

「あぁ……金色?蜂蜜か?みたいな髪色で三つ編みしてたな。瞳は紫っぽくて、小さくて…細っこい」

「何その情報…」

呆れるレンヒに首を傾げるギルヴァ

「見た目なんだろ?そのまま伝えたが?」

「あのさ!!女の子なんだよね?」

「あぁ…」

「そこは、こういう見た目が可愛い!とか?ここが綺麗だ!とかさ!そういうのでしょ?」

「女たらしのお前とは違うんだよ。レンヒ」

「ビィナ一筋です!!」

「はいはい……」

「普通に見た目の話をしてどうするんだよ!可愛いなとか綺麗とか思わなかったの??」

そう聞かれて、考え込むギルヴァ

ふと思い出したのは…

黄金色の獅子の召喚獣に乗るところや、なだめていたマキアが浮かんだ。

「綺麗だった……な」

「何が??」

騎竜に乗りながら近寄ってくるレンヒに押しながら距離をとるギルヴァ

「なんだろうな。召喚獣もいたのもあるかもな……」

「何それ!?分からないんだけど?」

「俺もよく分からん感情だ。」

そう言いながら肩を軽く動かして理解不能と動きで表すギルヴァ

レンヒは、分からない表現をしたギルヴァに悶々としながらも軽く溜め息をつく

「まぁ、迎え入れてくれるならその子いるんでしょ?教えてよね?」

「あぁ、そうだな。」

そう返事して軽く先に進むギルヴァにレンヒは背中を見ながら

(女の子とは良い傾向になるといいなぁ?)と思っていた。



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