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魔族と人と、、、

第12章 たこく




マキアとギルヴァの2人だけでなく

デビアン帝国の者たちも

そして

各国のペア達がダンスで楽しんでいる中





銀色のドーム内にいる各国のペア達全員の足元にある半透明の魔法陣が一斉に緑色に光る



「わぁ!」

「きゃっ!」


緑色になった魔法陣はダンスをしてる各国ペア達を浮かばせたのだ。



銀色のドーム内を
様々な高さでにペア達が浮かんでいる。





マキアも急に浮かんだことで、よろめくがギルヴァが抱きとめる。



「この人数と魔力持ち相手に…浮遊か…
これは結構な魔力の持ち主だな?」

少し感心するギルヴァ


「こんなこと出来るのは……」

ギルヴァとのダンスしながら

マキアは各方面へ顔を向ける…



銀色のドームの外側の4方向には…

深紫色のローブでフードを被ったままの4人が片手を前に出して緑色の魔法陣を展開させていた。


その内の1人は、フードを外してデニス副長が顔を上げて、

マキアとギルヴァに目が合うと

魔法陣の展開させてない片手で手を振る



「デニス副長??」

ギルヴァの言葉に、

マキアは軽く一礼するも顔を違う方向へ向ける。



「やっぱり………」

マキアが呆れながら呟き、目を向けた方へ

身体の向きを変えたギルヴァは鼻で笑う

「ほぅ……」


そこには、
ヒューニンザ帝国のエドウィン皇帝が座っていて…

その隣には、ヒューニンザ帝国の魔法塔長であるリサンドがいて
緑色の大きな魔法陣がリサンドの後ろに展開されていた。


リサンドがマキアとギルヴァに気付き
軽く拍手しながら笑顔を見せていた

エドウィン皇帝とリサンドが何か話をしている。



「よく分かったねーって言ってるのが聞こえるようです。」

マキアは軽くため息つく中…

「エドウィン皇帝陛下の案でもあるんだろうな…」

ギルヴァが話しながら周りを見る



ドーム内にいる各国のペア達は驚きながらも曲に合わせて踊っている。



「まぁ……安全を考えて、ドームのすぐ側に4人の配置したんだろ。」

ギルヴァはマキアの腰を手で引き寄せ

「浮いてようが変わらない。楽しむぞ?」

「そうですね。」


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