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魔族と人と、、、

第11章 かいかいぱーてぃー




「来たからには、ちゃんとするわよ。
何人かお話したい参加者もいるからね………」

腕輪を見てから軽く溜息つきながらリサンドが言うと、

デビアン帝国の3人に改めて丁寧に一礼したリサンド

「デビアン帝国の皆様…会場にて改めてご挨拶させていただきます。」

ビィナ、レンヒ、ギルヴァは一礼をする

マキアも一礼する。

「マキア、いつも言ってるけど…
貴女は無理するんじゃない……いいな?」

リサンドはさっきまでの高めの声で話してたのとは違って、男性らしく低い声で話しながら
頭を上げたマキアの額に軽く指をポンッと触れる

「……無理させたくないなら、
お仕事ちゃんとお願いしますよ?リサンド魔法塔長…」

呆れながらも笑みを見せるマキア

リサンドは笑みを見せて

「分かってるよ。俺は魔法塔に関して手は抜かない。
……魔法鉱石の件はごめんな?
確定するまでは色々あって言えなかったんだ。
知らなかった魔法塔員達にもちゃんと謝るよ。」


「リサンド魔法塔長の立場で色々あるのは、
皆も分かってますから大丈夫ですよ。
それに魔法鉱石の事まで発表をしたのが、
エドウィン皇帝陛下の考えなのは分かりましたし……」


「あぁ……本当にそうだな。
俺もエドウィン皇帝陛下と話をするよ……
また連絡する。
素敵なパートナーも見れたから良かった…頑張れよ。」


「ありがとうございます。
また、連絡お待ちしてます。リサンド魔法塔長」

マキアは頷き
リサンドは笑みを見せて、
デニス副長と一緒に別の扉へ向かって歩き出した。


クイトがマキアに近づいて

「マキア、リリンにまた会いたい言ってたよな?
僕はリサンド魔法塔長を探すのに動いてたから、兄貴のどっちかと一緒に居ること伝えとく」

「そうなのね?もう帰っちゃうかしら?」

「いや……
母さんが帰ると言ったら帰るかもだけど……
父さんの付き添いで、テンイップ侯爵一派の家臣で話をしてるはず…
だから、帰るはないと思うんだよな。
なるべく…僕も早く合流はするようにする。」

「会えたらいいけど、無理に引き止めなくていいからね。」

「ごめん。時間が合えばでいいから……んじゃ!」

クイトは、デビアン帝国の3人に頭を下げて

リサンド達に追いつく為に走って行った


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