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魔族と人と、、、

第11章 かいかいぱーてぃー




ズイキ、レジーヌ、ザハヤ、ハミア

ミへーラフィ侯爵家の4人の背中が見えなくなったのを

最後まで確認できてから……


マキアは大きく深呼吸をした。


「なんとか……大丈夫でしたね……」

「まぁな……言いたいことを少し言えたから良かったよ。」

「そうなると思っていましたよ。」

「そうなのか……まぁ心配はしてないだろ?」

「心配はしてないですけど、緊張はしました。」

安心してホッとしているマキアの肩をポンポンと優しく撫でたギルヴァ




ミへーラフィ侯爵家の家臣の者から、

ガエテ皇太子達は、
会場内に設置されたデビアン帝国専用の休憩エリアに移動した。
…と通信で報告を聞いた。


マキアとギルヴァは歩きながら


「さて……ガエテ皇太子達の所へ戻って少し休憩するか?歩いてばかりで疲れたろ?」

「そうですね……皆さんも休憩しているなら………あら?」


ふと前を見ると…

ギルヴァと似た体格の大きな男性が、
マキアとギルヴァに気付き近付いてくる


近付いてくる男性は、正装軍服姿。

肩章には青緑色の宝石があり、
詰襟と襟とには銀色の装飾がされている灰白色のジャケット
サイドに銀色のラインが入ってる上と同じ灰白色のズボン
青緑色の腰までいかない長さのマント

パートナーと衣装を合わせなかったり、
単独で参加するヒューニンザ帝国の軍所属の者が、
式典やパーティー等に着る正装軍服



会場には他にも正装軍服を着ている。





「よぉ!!ギルヴァだよな?!…俺を覚えてるか?」

手を上げながら体格の大きな正装軍服姿の男性の声掛けに

最初は興味の無かったギルヴァは驚きの表情に変わり

「まさか……イセドか!!」

ギルヴァとイセドと呼ばれた男性は、ハイタッチして手を握り軽くハグをする。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

イセド・ゲルズ
黒と青が混ざった髪色の短髪
黒色の瞳、強面の言われる顔
軍服着ていても分かる大きな体格

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


「やっぱりギルヴァだよな!!久しぶりだ!」

「まさかココで会えると思わなかったぞ!イセド…久しぶり!」

ギルヴァの肩を力強く叩くイセド

笑いながらギルヴァも、イセドの肩を強く叩く


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