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魔族と人と、、、

第11章 かいかいぱーてぃー




「ガイベルド大将軍…
外交会でデビアン帝国担当という縁がきっかけで、良い関係を築いていきたいと思います。
妹はパートナーを組むこと含めて、
色々と初めてというのもあり…ご迷惑かけると思いますが…
何かあればご連絡ください。」



「ザハヤ卿…
良い関係にしていきたいと俺も思うよ…。
このような交流から、関係が始まっていくからな…
それとマキアを支えるのは俺なので…
ザハヤ卿が考えるような心配はないですよ。
連絡は頭に入れておきます……」


ザハヤとギルヴァは

それぞれ真剣な目に威圧を含ませているが

お互いが直ぐに笑みを見せた



「外交会は長いので、有意義に過ごしましょう。
…父上、母上、他の挨拶もありますから行きましょう。」

「あぁ……行くか。」

「そうね……まだ挨拶がありますからね。
またね……マキア、ガイベルド大将軍様」

ザハヤの言葉にズイキとレジーヌが返事をし

マキアとギルヴァに軽く一礼するミへーラフィ候爵家の4人


マキアとギルヴァの元から離れていく。


















ズイキとレジーヌが数歩先に歩くのを見ながら


ザハヤは大きな溜息をつき

腕を組んでるハミアがザハヤの方に顔を向ける



「よりにもよって……魔族とか……」

「ザハヤ様?」

「あぁ……。ハミア……ジリュウの妻には言えますね?」

「はい。注意をします。配慮が足りず申し訳ありません。」

「子供の関係もありますし…
ジリュウに僕から注意するので、そちらは軽くで構いません。
あと……デビアン帝国幹部の女性をお茶会に誘いなさい。」

「お茶会にですか?」

「エマリビア皇太子妃殿下は、ヒューニンザ帝国の皇族との予定があり無理でしょうが
マキアの予定を確認して誘いなさい。
魔族の色々を知りたいのです。いいですね?」

「はい…ザハヤ様。」

ハミアの返事を聞いて頷いたザハヤは顔を横に向けて

マキアとギルヴァがいる方を軽く見るも

すぐに前を向き



(魔族は面倒ですが……
ミへーラフィ侯爵家の邪魔をしないならいいか……
邪魔と思った…その時に、また考えても遅くはないでしょう。)


ザハヤは思いながら挨拶回りを続けるために動く










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