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魔族と人と、、、

第10章 がいこうかい かいし



「ハハハッ!…あー!面白い……さすがは魔法塔のエースを補佐する立場だな…クイト卿。
ミへーラフィ侯爵令嬢、そんな意地悪することないだろ?
リリン令嬢の為らしいんだろ?」

「あら……ギルヴァ大将軍様がそちら側なのです?」

「まぁな?……ところで、リリン令嬢得意な属性魔法を聞いてもいいですか?」

「へ?……私は雷が1番得意です。
他も基本は出来ますが…まだまだでして……」

未熟なのを恥じらいながら言うリリンに、ギルヴァはニッと笑い

「おぉ!…そうなのか…。
良かったら……俺が雷属性のコツ…お教えしましょうか??」

「え!?」

「は?」

ギルヴァの提案に、リリンとクイトは驚き

「ガイベルド大将軍様?……突然何を……」

驚きながらも平常心を保ちながら聞くマキア

「ミへーラフィ侯爵令嬢は知ってると思うが……
俺は雷、火、土、闇が得意だ。
実際に使ってる者から学べるなんて良い機会だと思うだろう?」

「いいのですか??
ヒューニンザ帝国の人間で、一派のことがあるのに……」

リリンは驚きながらも再度の確認する

「ガイベルド大将軍様…ありがたいお話ですが…お忙しいのでは……」

クイトも突然のお話に驚きながら遠慮気味に言う

「予定はなんとかなるだろうよ。……ところで一派って??」

「デビアン帝国の皆様が、
ヒューニンザ帝国で過ごされる時に担当する家……
それが我がミへーラフィ侯爵家とは言いましたよね?
…我が国は、侯爵家の家臣である家々をまとめて一派と呼ばれております。
そして、クイト卿とリリン令嬢の家であるロボルーラ伯爵家は、テンイップ侯爵の一派でありまして…
そのテンイップ侯爵家が担当されてるのは……」

ギルヴァの疑問に対してマキアが説明をしながら顔を向けた先を…ギルヴァも顔を向けて見ると、エルフと人間が何人グループが見えて

「なるほど……レイミセイ大国か……」

「えぇ……。
でもまぁ…一派があるにしても…
ヒューニンザ帝国での案内やサポートするのは、各侯爵家が中心で側近レベルの家臣の家が補佐をするくらいなので…
交流は家とか派閥関係なく自由なのですよ。
外交会はその為にあるようなものですからね。」


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