第1章 はじまり
ヒューニンザ帝国
天暦221年
3月Ⅱの光の日
ヒューニンザ帝国
首都 ヒュマ
魔法の管理総括をしているヒューニンザ魔法塔
昼前
執務室の一つである星の部屋
魔法塔では、魔法塔長部屋の次に広いと言われている執務室であり
星の部屋は魔法塔に所属してからずっと変わらずにいる
そこはマキアの仕事部屋である
執務室は応接対応するためのテーブルを挟む形で、革素材の長いソファが2つある
魔法塔から首都のヒュマの街並みを見れる大きな窓は出窓となっていて、執務机の後ろにあり光が差し込む
執務机は大きく様々な魔法の本や申請書類や論文などが置かれている
本棚はないが、執務机の大きな引き出しの1つには亜空間があり本や書類を保管できる。
相応な魔力と許可あるものだけが亜空間の引き出しに目的のものを取り出すことができる
そんな執務机がある席に座っているのは、
主人公であるマキアである
マキアの容姿は
蜂蜜色の腰まであるロングヘア
仕事の時にはお気に入りのリボンで一つの三つ編みにしている
瞳はラベンダー色
身長160cm
胸はE
くびれ、腕や足も細く力を入れたら折れてしまいそう
服は、深紫のスーツジャケットに空色のノースリーブハイネックのトップスに紺色のショートパンツに黒のニーハイブーツ
マキアは、背もたれがあり深く座ると背中は沈みそうなビーズクッションの材質の濃い茶色の椅子にもたれかかりながら、巻物の書類を広げて読んでいた。