第7章 てがみ
ギルヴァの話にマキアは少し悲しそうな顔をして
「お忙しくなるのは仕方ありませんが寂しいですね……」
「まぁな……たぶん、外交会に出席することは親父から聞かされて知ってると思うから、この国(ヒューニンザ帝国)の便箋にて書いたらビックリするかと思ってな。」
俺はコレにすると持っていた便箋を店主に差し出すギルヴァの決める速さに
マキアは驚きながらも、また真剣に便箋が並ぶテーブルを見つめて考える
ふと、ラベンダー色と白色のグラデーションの便箋が目に留まり
それをそっと持ち見つめる。
他にも色がある中でその色を見て、
昔に家族と行った綺麗なラベンダーと白のマーブル模様の花畑に行った思のを思い出した。
ギルヴァとの会計を終わった店主が、便箋を持つマキアと目が合って微笑み
「そちらになさいますか?ミへーラフィ侯爵令嬢」
「えぇ……これにするわ。この色を見て、ラヴァの花を思い出したの。」
「あぁ!エルフ領に咲く花の1つですね?あの花はいつも人気なのですよ。なかなか手に入らないので高値ですが……」
「そうなのね?両親の思い出の場所に咲いていたのを思い出したの。だから、この色の便箋と封筒のセットをある分で頂けるかしら?」
「はい。ありがとうございます。良いお手紙が出来るといいですね。」
「ありがとう……わざわざ来てくださったので他の商品も見せて頂けますか?」
「えぇ!もちろんですよ。お時間が許す限りお好きに見てください。」
便箋が決まってから
マキアは他にも、仕事やプライベートで使える羽根ペンやインクをいくつかと
ホテルで過ごすのに必要な物も購入した。
ギルヴァもヒューニンザ帝国限定の魔道具を買ったりした。
ホテルでの買い物をそれぞれが楽しんで過ごした。