第7章 てがみ
すぐに寝息が聞こえてきて閉じていた目を開けてギルヴァはゆっくり下を向くと抱きつきながら眠るマキアがいた
(理性ぶっ飛ぶぞ……普通なら……)
呆れながらも眠ってるマキアを見て笑みを浮かべる
「必ず守ってやる……」
そう静かに呟き大きな欠伸をするギルヴァが寝入るのもそんな時間が掛からなかった………
長い夜が終わり朝になりやっと休めた2人の男女だった。
開会パーティーまであと3日
昼
「んん……ん……?」
いつの間にか眠っていてそれも夢など見ない深い眠りは久しぶりのギルヴァは、身体を動かしながら手を右側に優しくポンポンと触れようとしたが……
「ん?」
何も触れないことに閉じていた目をゆっくり開きながら右横を見るといるはずのマキアがいないことに気付き
=ガバ!!
起き上がり改めて横を見るとやっぱりマキアがいない。
少し転びそうになりながらドタバタとベッドルームを出たギルヴァ……
洗面所のあるバスルームから出てきたマキアと目が合う
「あら?おはようございます。ギルヴァ様」
髪は下ろしていて化粧をしておらずスッピンは幼さが見える顔、水色長袖のデニム地のワンピース姿に裸足でスリッパを履いてるマキアがいた。
「もう少し…寝ていても良かったんですよ?私もまだ身支度が……きゃあ!!」
声を出したマキア
話をしながらスッピンに照れてるマキアに近寄り片腕でマキアを抱き上げをしたギルヴァ