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メンヘラヤンデレ彼氏からの溺愛調教

第1章 愛して欲しい


「柳瀬!!お願いなんかいって」


胸を触る感触が、気持ち悪いのに。
身体が熱くて。
頭とは反対に身体が悦ぶ。



「やだ」



やだ。
むり。
こわい。




「…………やな、せぇ」




こわい。
こわい。
柳瀬じゃなかったら?
全然別の。
知らない人なら?
むり。
こわい。




「…………莉央ちゃん」




ぐ、て。
目を覆っていた布が、下げられて。
視界に。
柳瀬の顔。




「…………怖がらせた。」



柳瀬だ。




「ごめん」




「…………っ」




だめ。
だめだ泣くな。
涙腺、緩むの早いから。
まだまだきつく縛っといてよその涙脆い線。




「莉央ちゃんに、愛して欲しい」




耐えていたはずの涙を一筋、その人差し指で拭って。
柳瀬が、近づく。




「愛してくれないなら、身体から落とせばいいかって」




指先が。
頬を伝って唇へと触れた。



「莉央ちゃんやっと車乗ってくれて。無防備で。今しかないって。だから」


唇を指先が広げて。
人差し指が、歯を割って口内に侵入するのを許したのは確実にあたしの判断ミスだと思う。



「今から犯すね」




「———————んぅ!?」





指先は口の中に残したまま。
さっきと同じようにまた、柳瀬の舌が躊躇なく口の中に侵入してきて。
舌を、撫で上げる。
肉厚であったかい舌が口の中で暴れ回って、上顎に触れて、歯列をなぞってく。
時折舌が吸われて、離されて。
いつの間にか柳瀬の体重が、身体に掛かってた。
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